意識高い系が使う言葉(ビジネス用語・横文字)の意味まとめ(63選)

意識高い系(言葉) 意識高い系★全般
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【意識高い”系”】とは、言ってることや行動はそれっぽいけど、周囲の人に「本物ではない(偽物、嘘っぽい)」と思われている人。

そして意識高い系は、自分が博識だと思われたいことや、なんとなくカッコよさを感じてしまうビジネス用語(横文字)を使いがち…。

そんな言葉を五十音順にまとめましたので、知りたい言葉はぜひ目次からジャンプして探してみてください。

それではさっそくいってみましょー★

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  1. 意識高い系が使いがちな言葉(ビジネス用語・横文字)★五十音順
    1. 【ア(A)】から始まる言葉
      1. ASAP(as soon as possible)
      2. アウトソーシング(outsourcing)
      3. アグリー(agree)
      4. アサイン(assign)
      5. アジェンダ(agenda)
      6. アドバンテージ(advantage)
      7. アポイントメント(アポ)(appointment)
      8. アライアンス(alliance)
    2. 【イ(I)】から始まる言葉
      1. イシュー(issue)
      2. イニシアチブ(initiative)
      3. イノベーション(innovation)
    3. 【エ(E)】から始まる言葉
      1. エビデンス(evidence)
    4. 【カ(K,C)】から始まる言葉
      1. カウンターパート(counterpart)
      2. カスタマー(customer)
    5. 【ク・グ(K,C)】から始まる言葉
      1. クールダウン(cool down)
      2. グラウンドデザイン(ground design)
      3. クリエイティビティ(creativity)
      4. グロス(gross)
    6. 【ゲ(G)】から始まる言葉
      1. ゲーミフィケーション(gamification)
    7. 【コ(K,C)】から始まる言葉
      1. コストパフォーマンス(Cost performance)
      2. コミット(コミットメント)(commit,commitment)
      3. コンセンサス(consensus)
    8. 【サ(S)】から始まる言葉
      1. サジェスチョン(suggestion)
    9. 【シ(S,J)】から始まる言葉
      1. シェア(share)
      2. シナジー(synergy)
      3. ジャストアイディア(just idea)
    10. 【ス(S)】から始まる言葉
      1. スキーム(scheme)
      2. ステークホルダー(stakeholders)
      3. スペック(spec)
    11. 【セ(S,C)】から始まる言葉
      1. セパレート(separate)
    12. 【ソ(S)】から始まる言葉
      1. ソリューション(solution)
    13. 【タ(T)】から始まる言葉
      1. タイト(tight)
      2. タスク(task)
    14. 【デ(D)】から始まる言葉
      1. デフォルト(default)
      2. ディシジョン(decision)
    15. 【ネ(N)】から始まる言葉
      1. ネゴシエーション(negotiation)
      2. NR(no return)
    16. 【パ・バ(P,B)】から始まる言葉
      1. パートナーシップ(partnership)
      2. バジェット(budget)
      3. バッファ(buffer)
    17. 【ビ(B,V)】から始まる言葉
      1. BYOB
      2. ビジョン(vision)
    18. 【フ・プ・ブ(F,P,B)】から始まる言葉
      1. FYI(For your information)
      2. フィックス(fix)
      3. プライオリティ(priority)
      4. フラッシュアイディア(flash ideas)
      5. ブラッシュアップ(Brushup)
      6. ブレインストーミング(brainstorming)
    19. 【ベ・ペ(B,P)】から始まる言葉
      1. ベネフィット(benefit)
      2. ペンディング(pending)
    20. 【マ(M)】から始まる言葉
      1. マインド(mind)
      2. マジョリティ(majority)
      3. マスト(must)
      4. マター(matter)
      5. マニフェスト(manifest)
      6. マンパワー(manpower)
    21. 【メ(M)】から始まる言葉
      1. メソッド(method)
    22. 【ユ(Y)】から始まる言葉
      1. ユーザー(user)
    23. 【リ(R,L)】から始まる言葉
      1. RSVP(répondez s’il vous plaît)
      2. リスケ・リスケジュール(reschedule)
      3. リスペクト(respect)
      4. リソース(resource)
      5. リテラシー(literacy)

意識高い系が使いがちな言葉(ビジネス用語・横文字)★五十音順

【ア(A)】から始まる言葉

★ア(A)のつくビジネス用語★

ASAP(as soon as possible)

ASAPは、as soon as possibleの略語で、できるだけ・なるべく早く、至急などの意味があります。

読み方は、アサップ、エイサップ、エーエスエーピー、などです。

ビジネスシーンでは、相手にできるだけ最優先でお願いしたい時や急ぎの請求時に使われます。

使うときに注意点としては、命令と捉えられてしまう場合があるので、目上の人やクライアントには控えた方がよいです。

アウトソーシング(outsourcing)

アウトソーシング(outsourcing)とは外部委託や外注化のこと。

ビジネスシーンにおいて、経営の合理化やコスト削減を目的として、会社(企業)が業務の一部を外部の専門組織へゆだねることを指しています。

ある企業が請け負った製造・修理などの仕事の一部・またはすべてを子会社や取引企業などに請け負わせる「下請け」とは意味がちがうので注意してください。

アグリー(agree)

アグリー(agree)は同意する、賛同する、賛成などの意味。

賛成か反対か、意見を述べる際に使われます。

だけどわざわざ略称でもない言葉(賛成)を「アグリーできない(ではない)」って言われると本当、ルー大○さん感が強いですよね。(笑)

アサイン(assign)

アサイン(assign)とは、「役職に任命する」「業務を割り当てる」などの意味を持つ用語。

主に組織における目上の立場の人から下の人に対して使われます。

「新規担当者をアサインする」、「別部署の空いているポジションにアサインする」などと使われます。

アジェンダ(agenda)

アジェンダ(agenda)とは、議題、議事日程、また、行動計画といった意味を指します。

ビジネスシーンでは、会議やプロジェクトを始めるうえで、やるべきことを最初にまとめたものをアジェンダと呼びます。

一方、ITの分野では、問題解決のための手順を示す一連の操作のことを指すこともあるので覚えておきましょう。

アドバンテージ(advantage)

アドバンテージ(advantage)は利益や得、優位性などの意味があります。

「我々の会社の方がアドバンテージが高い」など、他企業と比較した時の優位性を表す場合に使われたりします。

一方で、スポーツなどで使われるアドバンテージは、ニュアンスが少し違います。

もともとアドバンテージは前進、先行という意味があるので、試合をそのまま進めるという意味合いがあり、「アドバンテージを取る」といいます。

アポイントメント(アポ)(appointment)

「アポを取る」などと聞いたことがあるかもしれません。

これはアポイントメント(アポ)(appointment)の意味で、顧客との面会や商談の約束などを指しています。

アライアンス(alliance)

アライアンスは、業務提携や戦略的同盟を意味する経営手法のこと。

日本語で「同盟」「組合」「連携」などと訳されます。

ビジネスシーンでは、企業同士が協力し合って事業を行う経営手法を指し、

・アライアンスを結ぶ

・アライアンス事業を行う

といった表現で使われることが多いでしょう。

【イ(I)】から始まる言葉

★イ(I)のつくビジネス用語★

イシュー(issue)

イシュー(issue)とは、課題、問題、論争点などを意味します。

ビジネスシーンでは、課題点や問題点を明確に洗い出し、それらを解決していくときに必要な会議などで使われることが多いです。

イニシアチブ(initiative)

ビジネスなどで使われるイニシアチブ(initiative)は「主導権」や「実行力」の意味。

「競合他社などに主導権をとられないように、イニシアチブをとる」

などと使われます。

一方で、仕事への積極的な姿勢が不足しているとフィードバックする際などに、

「イニシアチブが欠けている」

などと使われることもあるでしょう。

イノベーション(innovation)

イノベーション(innovation)とは、「技術革新」や「異質なものを結合する」という意味で使われます。

よって技術の変化以外にも、

新しい市場

新開発

新製品の開発

組織の改革

新制度の導入

なども含まれます。

要は、新しいことを始める際には「イノベーション」が使われることがあるということですね。

【エ(E)】から始まる言葉

★エ(E)のつくビジネス用語★

エビデンス(evidence)

エビデンス(evidence)は根拠や証拠、裏付けという意味があります。

資料に対して「エビデンスは何?」などと聞かれることがあるかもしれません。

また、「エビデンスを残す、取る」という意味で、契約書や議事録などを作成する意味でも使われます。

【カ(K,C)】から始まる言葉

★カ(K,C)のつくビジネス用語★

カウンターパート(counterpart)

カウンターパート(counterpart)の意味は、2つあるものの片方・対等の立場にいる相手のことを指し、一般的には“対等の相手”の意味で用いられることが多いです。

つまりビジネスシーンでは「協力してくれる対等な相手」として使われます。

【例】

・対等な立場や役割を持つ仕事上での協力相手や組織、またはアドバイザー

・事業における現地先での受け入れ担当をする人物や協力企業など

カスタマー(customer)

「カスタマーセンター」などは聞いたことがあるでしょうか?

カスタマー(customer)とは顧客、得意先、取引先であり、つまり【お客様】のこと。

お客様相手の仕事ではよく耳にする言葉だと思います。

【ク・グ(K,C)】から始まる言葉

★ク・グ(K,C)のつくビジネス用語★

クールダウン(cool down)

一般にクールダウン(cool down)はその名の通り「冷やす」という意味があります。

一方でビジネスシーンでは【冷静になること】として使われることが多いです。

怒りで爆発しているときや、議論がヒートアップしているときに言われることがあるかもしれません。

だけど個人的には、怒りで爆発しているときにルー大○のような横文字使われたらイラっとするかもなぁ…。

普通に「落ち着いて」と言われたい。(笑)

グラウンドデザイン(ground design)

グランドデザイン(ground design)とは、長期的・大規模な計画を意味する言葉です。

都市開発や企業の経営、サイト・システムの開発などさまざまな分野において用いられ、学校や企業の経営においては、数十年後に目指す姿やそれに向けた施策などを表しています。

また開発分野においてはどのようなサイトやシステムを構築し、どのように運用していくかといった計画を指します。

クリエイティビティ(creativity)

クリエイティビティ(creativity)は「創造性」を意味します。

クリエイティブの名詞で、創造的な・独創的な・想像力のあるなどの意味を持つ英単語であり、 主に、個性的な発想でアイデアを生み出したり、新しいものを創作したりする仕事で多用されます。

グロス(gross)

グロス(gross)とは、「全体の」「総体の」という意味。

一般的なビジネスシーンではグロス重量、グロス面積のように【全体の、合計の】という意味で用いられます。

一方で広告業界やマーケティング業界における「グロス」は、「合計の金額」「全体の金額」という「金額」の意味を含みます。

【ゲ(G)】から始まる言葉

★ゲ(G)のつくビジネス用語★

ゲーミフィケーション(gamification)

ゲーミフィケーション(gamification)とは、さまざまなゲームの要素を取り入れること。

(ゲーム要素:アイテムの獲得やレベルアップ、利用者同士の競争(バトル形式)など)

ゲーム自体を本来の目的としないサービス等にゲーム要素を応用することで、利用者の意欲の向上やロイヤリティーの強化を図ることを言います。

これらを導入することで、参加者のモチベーションを高めたり、行動変容を促したり、さらに製品やサービスのロイヤルティ(信頼、愛着心、帰属意識)を高めたりすることができると言われています。

【コ(K,C)】から始まる言葉

★コ(K,C)のつくビジネス用語★

コストパフォーマンス(Cost performance)

コストパフォーマンス(Cost performance)、略して「コスパ」。

意味は、費用(コスト)とその効果(パフォーマンス)を比較したレベルのことです。

費用に対する満足度によって、「コストパフォーマンスが良い(高い)」または「コストパフォーマンスが悪い(低い)」といいます。

一方でコストパフォーマンスは費用だけでなく「労力」に対しても使われることがあります。

ビジネスシーンでは、製品の質や仕事の成果に対してのコストパフォーマンスの良し悪しを言及する場面がよくあるでしょう。

費用と効果のバランスが良いとコストパフォーマンスも良くなります。

コミット(コミットメント)(commit,commitment)

コミット(コミットメント)(commit,commitment)の意味は、ビジネスやIT、政治の分野で異なります。

ビジネスでは、「結果を約束する」「積極的にかかわる」

IT業界では「トランザクションの結果を確定させること」※トランザクション:処理や複数データ

政治の世界では「公約」「確約」「関与」

などの意味で使われます。

コンセンサス(consensus)

例:「●課△名のコンセンサスをとっておいてください」

コンセンサス(consensus)は「意見の一致」あるいは「合意」という意味があります。

(認識や意識の意味合いも込められている)

主にビジネスシーンにおいて幅広いシチュエーションで使われ、その頻度も多いです。

全員の意見が一致している

合意をとるということ

という意味で使われているので、覚えておくと良いでしょう。

【サ(S)】から始まる言葉

★サ(S)のつくビジネス用語★

サジェスチョン(suggestion)

サジェスチョン(suggestion)は「提案、忠告、提言」の意味。

何かを提案したい時などにサジェスチョンという言葉を使います。

ただ、文章的なものはよく見かけますが、私は実際に会話で使っている人は出会ったことがありません。

【シ(S,J)】から始まる言葉

★シ(S,J)のつくビジネス用語★

シェア(share)

シェアハウスなどが一般的になり、シェアが「共有」するという意味だということは一般的に浸透しているかもしれません。

ビジネスシーンではデータや資料を共有する際に「シェア」という言葉を使うことがあります。

シナジー(synergy)

シナジー(synergy)は、複数のものがお互いに作用し合い、効果や機能を高めるという意味です。

ビジネスシーンで使われるシナジー効果は、【相乗効果】のことで複数の企業が提携したり、2つ以上の部署が協力したりすることで、それぞれが単独で活動したとき以上の効果が生まれることを指します。

またシナジー効果を得られた具体的な事例としては、以下の通り。

アパレル製造小売業を営む企業家電量販店チェーンを展開する企業とが組むことで集客力や収益性を向上させた

・M&Aで事業を拡大し、クレジットカード事業やEC事業、モバイル事業などのさまざまなサービスを展開することで、日常生活において必要とされるサービスを複合的にユーザーに利用させた

などが挙げられます。

ジャストアイディア(just idea)

ジャストアイデア(just idea)とは、「思いつき」や「ひらめき」のアイデアのこと。

たとえば、だれかと話しているときに、ふとアイデアが思い浮かんできたことがあるでしょう。

そんな思いつきのアイデアが浮かんできたとき、「ジャストアイデアなのですが……」とすることで、アイデアを伝えるときの前置きにすることができます。

【ス(S)】から始まる言葉

★ス(S)のつくビジネス用語★

スキーム(scheme)

スキーム(scheme)は「計画、案」という意味。

一方ビジネスで用いる場合、計画や案のほかにも「枠組み」というニュアンスが含まれるのでぜひ覚えておいてください。

【スキームを使った会話例】

「この案件についてのスキームを、今週中に提出してください。」

「スキームの早期構築が求められます。」

ステークホルダー(stakeholders)

ステークホルダー(stakeholders)は、企業が経営を行う際、直接的または間接的に影響を受ける利害関係者のこと。

英語の「stake(掛け金)」「holder(保有する)」が由来とされています。

【ステークホルダーの例】

  • 顧客
  • 従業員
  • 株主
  • 行政機関
  • 金融機関
  • 各種団体
  • 政府
  • 債権者
  • 地域社会

スペック(spec)

スペック(spec)は仕様書や性能という意味。

ビジネスではスペックが高いPC、などと機器に対して使われます。

一方で、一般的にはハイスペック男子など、人に対しても使われるようになりました。

人に使われるスペックとは【高収入、高学歴、高身長、家柄が良い、資格もち】を指しています。

【セ(S,C)】から始まる言葉

★セ(S,C)のつくビジネス用語★

セパレート(separate)

ビジネスでは「セパレート思考」を用いることが大切と言われます。

何から手を付けてよいか分からない…。

そんなときにセパレート、つまり仕事を細かく分けて優先順位を決めることで、作業の効率化を図ろうということですね。

【ソ(S)】から始まる言葉

★ソ(S)のつくビジネス用語★

ソリューション(solution)

ソリューション(solution)はラテン語のsolut(束縛から解放された)が語源と言われています。

解決や解答という意味があり、ビジネスシーンでは、

「顧客が抱える問題や課題を解決すること」

「企業が問題を解決し売り上げを向上させること」

という意味で使われています。

【タ(T)】から始まる言葉

★タ(T)のつくビジネス用語★

タイト(tight)

「タイトなスケジュール」という表現はよく使われます。

ビジネスシーンでは主に、「予算やスケジュールが厳しい状態であること」や「商品の需要供給がひっ迫して余裕がないこと。品薄」という意味で用いられます。

一方でタイトは「きつい、かたくしっかりしている、ぴったりと密着している」という意味もあり、アパレル業界などでは「体にぴったりと密着した洋服(例:タイトスカート)」のことを指します。

タスク(task)

「タスク(task)をこなす」

ビジネス分野においてのタスクの意味は、仕事でやるべき作業のこと。

仕事全般を指すのではなく、仕事を達成するために必要な、細かい単位の作業を指します。

【デ(D)】から始まる言葉

★デ(D)のつくビジネス用語★

デフォルト(default)

デフォルト(default)はシーンによってさまざまな意味があり、ビジネス用語としては、この「不履行、怠慢」という意味で、経済や金融業界では「債務不履行、債務」などの意味で使われることが多くあります。

【会話例】

  • 例文:「あの上司の会議は、デフォルトで長い」(長いのが当たり前)
  • 例文:「財政赤字で、デフォルトの危機に陥っている」(財政赤字で、債務不履行になるか否かの瀬戸際だ)

一方、日常生活で「デフォルト」を使う際には「普通・通常の」「定番の」といった意味で使われることが多いです。

【会話例】

  • 例文:「スマホの設定をデフォルトに戻してください」(スマホの設定を初期化してください)

ディシジョン(decision)

ディシジョン(decision)の意味は【決定や判断】です。

ビジネスシーンにおいては「重要事項を慎重に決めること」として使われます。

情報をもとに最適な結論を導き出すプロセスを含んでいるため、単に選択するだけではなく、複数の選択肢を考慮し、比較し、評価することも併せた意味と覚えておきましょう。

【ネ(N)】から始まる言葉

★ネ(N)のつくビジネス用語★

ネゴシエーション(negotiation)

ネゴシエーション(negotiation)とは「交渉」「折衝」という意味です。

一般的にネゴシエーションという言葉からは、駆け引きや議論により相手を打ち負かし、一方的に有利な条件を引き出すバチバチ(攻撃的)な交渉の場面などがイメージとしてあるでしょう。

しかし本来はこうした敵対的なものではなく、双方にとってのメリットを考慮し、お互いの最善を探る話し合いのことを指しています。

企業間では仕入れ価格などの取引条件をめぐる交渉が行われ、社内においても部署間の調整や、上司と部下間で行われる目標設定など、双方の主張をめぐる交渉の際に使われる言葉です。

NR(no return)

NRはノーリターンの意味で使われ、出先などから職場に戻らずそのまま自宅へ直帰する際に書きます。

共有のホワイトボードなんかにNRって書いてあるのを見たことないですか?

私は新人のとき、NRって意味が分からず先輩にからかわれたことがあります。(笑)

難しい意味はないですが、会社などで使われることが多いので知っておくとよいですね(^^♪

【パ・バ(P,B)】から始まる言葉

★パ・バ(P,B)のつくビジネス用語★

パートナーシップ(partnership)

パートナーシップ(partnership)の意味は「協力」「共同」「組合」という意味。

ビジネス用語としては、【企業同士の協力関係】を意味する言葉としても使用されます。

バジェット(budget)

バジェット(budget)とは、予算や経費、運営費、生活費、国の予算という意味で使われます。

ビジネスシーンでは、「予算や経費」という意味で使われることがほとんどです。

【会話例】

  • スポンサーさえ見つかれば、バジェット不足は解消される
  • このイベントを成功させるには、それなりのバジェットが必要
  • 今回はバジェットが厳しいので、なるべく無駄を省こう
  • バジェット不足のため、今回の案は見送ることにする

バッファ(buffer)

バッファ(buffer)緩衝器や緩和物といった意味があります。

ビジネス用語としては「時間・資源的なゆとり、余裕」として使われます。

またIT業界では「データを一時的に保持しておくため、主にデータの入出力におけるタイミングのズレを補うために用いられる記憶領域」として使われる言葉です。

【ビ(B,V)】から始まる言葉

★ビ(B,V)のつくビジネス用語★

BYOB

BYOBは、bring your own bottle/bring your own boozeの略。

「酒類は各自ご持参ください」の意味で、もちより式パーティーの招待状や、酒類持ち込み可のレストランの入り口などに記されています。

ビジネスでちょっとしたパーティーなどにお呼ばれした時などで使われますので、覚えておくとよいでしょう。

ビジョン(vision)

ビジョン(vision)には「理想像・未来像・展望」などという意味があります。

ビジネスシーンでは、そのまま「企業の展望・理想像・未来像」という意味で使われるほか、

  • 経営方針
  • 事業展望

などの意味でも使われています。

企業がどんな未来を実現したいのか、会社方針などを指し示す際に使われる言葉です。

【フ・プ・ブ(F,P,B)】から始まる言葉

★フ・プ・ブ(F,P,B)のつくビジネス用語★

FYI(For your information)

FYI(For your information)は「ご参考までに」という意味です。

メールのタイトルに入れたり、共有しておくべきメールを転送したりする場合に多用される略語です。

フィックス(fix)

フィックス(fix)とは、ビジネスでは一般的に、

【予定や打ち合わせをフィックスする】のように、「確定する」「決定する」という意味で使われる言葉です。

しかし英語のfixは、「修正する」「元に戻す」「固定する」など、さまざまな意味をもちます。

業界ごとに意味が異なるので注意してください。

業界名フィックスの意味
金融業界FX(外国為替保証金取引)での「フィックス」は、外貨取引のレートを「決定する」という意味がある。ロンドン市場の決定を「ロンドンフィックス」とも言う。
航空業界出発前に日程や行き先、乗る飛行機の便が決まっていて、事前予約が必要なチケットを「フィックス航空券」と言う。基本的には、変更ができないチケットなので「固定」の意味で用いられる。
IT業界プログラムの不具合やバグを修正する「バグフィックス」という用語があり、」この場合のフィックスは、固定ではなく「修正」を意味する。
映像業界テレビや映画などの撮影では、カメラを固定したままの撮影を「フィックス」という。「このシーンはフィックスで」と言われたら、カメラを動かさずに固定したまま撮影することを指す。

プライオリティ(priority)

「プライオリティ(priority)」は、「優先順位や優先権」という意味。

重要性が高く、優先的にやるべきことというニュアンスが含まれるため、ビジネスシーンでは業務に優先度をつける必要があるシーンなどで活用されています。

【会話例】

  • この資料作成は、プライオリティが高い業務のため、本日中に提出してください。
  • ○○の業務は、プライオリティが低い業務のため、ほかの業務を優先しても大丈夫です。
  • この案件にプライオリティを置くべきです。
  • このサービスの場合は、値段と機能性のどちらにプライオリティを置くかが重要になります。

フラッシュアイディア(flash ideas)

フラッシュアイディアの意味は「思いつきやひらめき」

ジャストアイディアと基本的には同じ意味です。

違いとしては、ジャストアイデアはフラッシュアイデアよりもネガティブな意味で使う場合があるという違いです。(フラッシュアイディアの方がポジティブ)

一方で、どちらも目上の人に対して使う言葉ではないため注意が必要です。

ブラッシュアップ(Brushup)

ブラッシュアップ(Brushup)とは、「磨きをかける」「より良くする」といった意味をもちます。

よってビジネスシーンでは、施策案やプレゼン資料など一度検討したものをさらに良くする、完成度を上げるときに使用されます。

一方、ブラッシュアップの対象が抽象的なものの場合、「より具体的にする」という意味もあるので覚えておきましょう。

ブレインストーミング(brainstorming)

ブレインストーミング(brainstorming)は、複数人で行う会議手法です。

それぞれが自由にアイデアを提供して参加者同士を刺激できるため「集団発想法」とも呼ばれ、クリエイティブな発想が必要なときに活用されます。

略して「ブレスト」とも言われます。

【ベ・ペ(B,P)】から始まる言葉

★ベ・ペ(B,P)のつくビジネス用語★

ベネフィット(benefit)

ベネフィット(benefit) 「利益、恩恵、便益」などの意味があり、

ビジネスシーンでは主に、

顧客が得をすること

顧客が満足すること

を意味しています。

ちなみに比較対象となりやすい(間違われやすい)のが【メリット】です。

メリットとは「商品やサービスの特徴やポイントそのものであり、一方でベネフィットはメリットの先にある「メリットによって生まれた顧客の満足感・喜びの感情」などを指します。

一例を挙げておくので、確認しておきましょう。

メリットベネフィット
この靴は軽くて性能がよく、長時間走っても足にやさしいこの靴は長時間走っても足にやさしく痛くならないので、楽しく走ることができる。結果として体力が向上し、ダイエットも捗るし健康にもよい

ペンディング(pending)

ペンディング(pending)という言葉は、ビジネス用語として使用される場合でも、英語とほぼ同じように使われていて、主に「保留」「先送り」という意味です。

英語のpendingには「ぶら下がる」という語源があり、そこから転じて「未解決、保留、宙ぶらりん」などの意味をもっています。

【会話例】

この案件についてはいったんペンディングにさせてください(保留)

今日は、前回の会議でペンディングにしていた事案について話し合いましょう(先送り)

【マ(M)】から始まる言葉

★マ(M)のつくビジネス用語★

マインド(mind)

マインド(mind)は心や考え方という意味。

ビジネスシーンではビジネスマインドと言われ、「仕事に対する姿勢や考え方」を指しています。

さらには社会人としての常識やビジネスマナーと言った意味でも使われることがあります。

マジョリティ(majority)

「多数派、大勢」という意味をもつマジョリティ(majority)

会社の支配権の割合を表す用語でもあり、マジョリティは、議決権の過半数を意味します。

マスト(must)

マスト(must)は「~しなければならない」という意味をもちます。

よってビジネスシーンでは、必須なこと、外せない要件などの意味で用いられることが多いです。

【会話例】

  • 住宅の条件は、駅に近いことよりも、陽当たりがマストです。
  • 新製品の完成には、○○の素材がマストだ。
  • アンケートですが、Q1~Q3まではマスト項目となっています

マター(matter)

マター(matter)は担当や責任という意味です。

名称+マターで使うことが多く、担当部署や担当者などを特定するときに使います。

【会話例】

  • 〇〇さんマターの案件は、取引先とうまくやってくれてありがたい
  • △社マターの案件だが、来期からは●社に変更されるらしい
  • 本件はぜひともうちの部署マターで進めさせてください

マニフェスト(manifest)

マニフェスト(manifest)はもともと立証する、実証する、明示するという意味があります。

この意味から転じて、選挙などで政党が公約に掲げる要目を示す文書として使われます。(manifesto)

一方で、建設業界などでは、産業廃棄物処理において排出事業者を明確にし、不法投棄の未然防止などを目的とした仕組みとしてマニフェスト制度というものがあります。

また貿易などで使われるマニフェストは、「積荷目録」を意味します。

積荷目録は、船積みされた貨物の船名、重量、積地、揚地、個数など、貨物の内容を特定するための書類のことです。

マンパワー(manpower)

マンパワーが足りない

マンパワーが必要だ

こんな会話を聞いたことがあるかもしれません。

マンパワー(manpower)の意味は、人間が生み出す労働力のこと。

さらに単なる労働力だけでなく、人の労働によって生まれる経済的価値のことも指します。

【メ(M)】から始まる言葉

★メ(M)のつくビジネス用語★

メソッド(method)

メソッド(method)の意味は【方式や方法】のこと。

仕事の生産性の向上や、成功へと導く方法論という意味合いで用いられます。

【ユ(Y)】から始まる言葉

★ユ(Y)のつくビジネス用語★

ユーザー(user)

SNSの普及で「ユーザー(user)」という言葉は一般的になりつつあります。

お分かりかと思いますが、ユーザー(user)とはそのサービスを利用する人のこと。

【ユーザー目線を大切に!】

なんて言葉がマーケティングやシステム開発では飛び交っているかもしれませんね。

【リ(R,L)】から始まる言葉

★リ(R,L)のつくビジネス用語★

RSVP(répondez s’il vous plaît)

RSVPは、「返事をください」という意味のフランス語である「répondez s’il vous plaît」に由来する略語の事。

読み方は「アール・エス・ヴィ・ピー」です。

とくに招待状や返信ハガキなどで目にすることがあるでしょう。

リスケ・リスケジュール(reschedule)

リスケジュール(reschedule)は「計画を変更する、予定や日程を組み直す」という意味。

打ち合わせや会議の日程調整、納期の延長、プロジェクトの見直しなど、様々なビジネスシーンで使われます。

リスケジュール(reschedule)を略し、リスケということもしばしばあります。

リスペクト(respect)

リスペクト(respect)は英語の意味のとおり、尊敬する、経緯を払う、という意味です。

そのほか「~を尊重する」という意味もあります。

一方で、なんの脈略もなく「○○さん、リスペクトしてます!」というと、小ばかにしているようにも聞こえるので注意が必要です。

リソース(resource)

リソース(resource)とは、資源や財源といった意味があります。

ビジネスシーンにおいては、企業(会社)の保有している人材や資金、時間といった経営資源のことを指して用いられることが多いです。

リテラシー(literacy)

リテラシー(Literacy)とは、文字や文章を読む、内容を理解して文章を書く能力を指します。

さらに膨大な情報から必要な情報を引き出し、活用・抜粋するという意味も含みます。

またビジネスリテラシーと呼ばれるものは、ビジネス全般に応用できる能力のことです。

一般的には「社会人としての常識や基礎力、基本的なビジネスマナー」を意味します。

さらに最近ではSNS普及の拡大でネットリテラシーも求められるようになりました。

ネットリテラシーとはインターネットを正しく使用できる知識や能力のこと。

とくに子供たちへの正しいネット教育などが新たに進められています。

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