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諏訪頼重・顔の皮&逃げ上手の若君で死亡?中先代の乱や死因は?

逃げ上手の若君(諏訪頼重死亡)

※この記事はプロモーションを含みます。

逃げ上手の若君では欠かせない主要キャラクター【諏訪頼重】

逃げ上手の若君は、主人公・北条時行が諏訪頼重とともに、鎌倉滅亡から「逃げる」ところから物語は始まります。

時行の父親代わりとして、天下奪還を手助けした諏訪大社の当主でもある頼重は、残念ながら中先代の乱で死亡します。

ただしそこには、只ならぬ忠義と策士な一面をのぞかせた、壮絶なドラマがあったのです。

胡散臭くもありながら、結局は頼りになる「現人神」頼重が死亡し、今後出てこないことを思うととても寂しいですが、彼の生き様をしっかりと解説していきます。

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逃げ上手の若君

諏訪頼重は逃げ上手の若君で死亡?最後は何話?

逃げ上手の若君でも主要キャラクターである諏訪頼重の死亡した背景や死因、策士な一面を見ていきましょう。

ちなみにアニメでは諏訪頼重の声を中村悠一さんが務めます。

逃げ上手の若君の頼重は、史実通り1335年の「中先代の乱」で死亡します。(漫画では13巻110話)

北条時行が北条氏の天下奪還をめざし挙兵した戦いであり、その手助けをしたのが諏訪大社の当主、諏訪頼重でした。

逃げ上手の若君の諏訪頼重の死因は?

頼重の死因についてさらにくわしく見ていきます。

死亡した理由➀諏訪頼重の中先代の乱で自害

諏訪頼重が死亡したのは、「中先代の乱」と呼ばれる戦いの末でした。

中先代の乱のとき、時行はわずか10歳です。

そのため、だれが北条(前幕府)の正当後継者である時行を天下に導こうとしたのだろう?と、この時代の人間たちもみな思ったはずです。

また足利尊氏も「この戦はあなたの名前が付き、諏訪頼重の乱と呼ばれるだろう」と言い残しました。

結果としては、足利側が勝利し北条側は実質の敗北でした。

その責任を取る形で、諏訪頼重は時行を逃がして自分は戦場に残り、最期まで戦い続けるつもりだったのです。(この時に重傷を負う)

死因&死亡した理由②諏訪頼重は時行を死なせたくなった

しかし、時行が瀕死状態であった頼重を奪還し、戦につけられた名前も諏訪頼重の乱ではなく「中先代の乱」となりました。

負け戦では大将が責任を取る(つまり時行が命を絶つ)のが当然のことでしたが、頼重はどうしても時行を死なせたくなかったのです。

だから代わりに自害することを決め、時行を逃がすことにしたのでした。

死亡した理由③諏訪頼重の息子・諏訪時継も死亡

一方、この戦いで、頼重の息子・諏訪頼時継も参戦し、同じく自害しています。

余談ですが、時代の資料にも時継に関しての内容がほとんど残っておらず、影が薄いと言われている人物です。(笑)

諏訪頼重と同様、中先代の乱で重傷を負いました。

しかし瀕死の状態でしたが、最後は少しばかり親子としての時間を過ごすことができ、そして頼重と同じ場所で死ぬことができました。

逃げ上手の若君・諏訪頼重と「顔の皮」とは?

さて、自害する際、頼重は諏訪当主として最後の偽装を行います。

それは時行と似た身柄の死体など43人分の遺体を用意し、「全員の顔の皮を剥ぐ」というものでした。

これは足利側を欺き、時行や逃若党を逃がすための策でした。

ちなみに諏訪当主である頼重は、逃げ上手の若君の最初の頃に説明があったとおり狩猟の神と言われていました。

鹿を何十頭も生贄にするような祭礼があることが知られています。

おそらく一族の誰もが獣の皮を剥ぐことには慣れていて、顔の皮を剥いで偽装するという発想自体が、頼重ならではの策だったと言えるでしょう。

頼重が策士と言われるのも、このエピソードがあったからかもしれません。

自らが死んでも、さらに死体の顔の皮を剥いででも守りたかったのは、「時行の命」だったのです。

顔のない死体を見た追っ手の足利らは、「(体に残った傷などから)頼重が本人なのは確実だから、同じように顔を剥がれている子供の死体はきっと北条時行なのだろう」と納得し、時行の逃亡に気づきませんでした。

まんまと頼重の策に嵌ったわけです。

つまり時行が逃げ延びれたのは、頼重の只ならぬ忠義あってのことだったのです。

頼重の忠義にあふれた生き様、カッコよすぎて泣けてきます。

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逃げ上手の若君

諏訪頼重・顔の皮&逃げ上手の若君で死亡?中先代の乱や死因まとめ

諏訪頼重

逃げ上手の若君「頼重」についてのまとめです。

ポイント

【逃げ上手の若君★諏訪頼重】

  • 頼重の最期は中先代の乱にて自害
  • 頼重の息子・時継も重傷を負い同じく自害
  • 時行を逃がすため死体の【顔の皮】を剥ぎ敵を欺く
  • 頼重の忠義にあふれた男だった

ぜひ漫画でも頼重の生き様を見てみてください。

ありがとうございました。

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