「逃げ上手の若君」は鎌倉幕府が足利尊氏に謀反を起こされ、滅亡するところから始まります。
全てを失った鎌倉幕府の正統後継者・北条時行は、諏訪頼重に助けられ、逃げて諏訪の地にたどり着きます。
乱世で繰り広げられる主人公「北条時行」が天下を取り戻すため、鬼ごっこ(反撃)の火蓋が切られたのでした。
さらに逃げ上手の若君は歴史ものではありますが、ファンタジー要素も盛りだくさんです。
そんな逃げ上手の若君の今後の展開はどうなるのでしょう?さまざまな考察が考えられますよね!
逃げ上手の若君ストーリーに関することや作者の考え、今後の展開などについて考察しました。
目次
逃げ上手の若君・作者の考えや山場の考察
逃げ上手の若君について、作者の考えやストーリーの山場について考察していきます。
逃げ上手の若君の考察➀作者の考えやアプローチ
逃げ上手の若君の作者である松井先生は、暗殺教室やネウロという人気作品を世に送り出しています。
そしていつ打ち切りられてもいいように、ストーリーの山場をいくつも作って連載しているそうです。
また逃げ上手の若君に関しては、漫画を通して歴史を勉強してほしいとの考えもある模様。
作者の考え方やアプローチから、逃げ上手の若君という作品に対してのさまざまな考察が考えられますよね。
逃げ上手の若君の考察②ストーリーの山場
逃げ上手の若君でもストーリーとして終わり?と思えるほどの山場がたくさんありました。
とくに中先代の乱で諏訪頼重が死亡した際は、終わってもおかしくないくらいと思えるほどでした。
しかし主要キャラクターである諏訪頼重が死んでも、物語はまだまだ続いています。
やはり主人公・北条時行の死まで描かれるのかな?
作者・松井先生はどこまでの物語を想定して逃げ上手の若君を描いているのでしょう?
今後の山場についても、新しくどんなキャラクターが出てくるのか楽しみです。
逃げ上手の若君・キャラたちの伏線回収&期待の考察
これからの「逃げ上手の若君」の展開については、いくつかの予想が立てられます。
まず、時行がさらに多くの仲間を集め、強大な敵に立ち向かう姿が描かれるはずです。
また、物語の中で張り巡らされた伏線がどのように回収されるのかも注目ポイントです。
これまでに回収された伏線や今後の考察についてみていきましょう。
伏線回収➀吹雪の裏切りの予兆
吹雪が時行を裏切ることはあまり想像できた人はいなかったはずです。
そして、吹雪から高師冬になりすまし、時行たちと再度戦うことになります。
吹雪の裏切りの予兆としては、大食いであったことがポイントになる気がします。
いつも飢えないように何かを食べていたのは、心の闇を自分なりに押し込めていた結果だったのでしょう。
伏線回収②雫が男か女か定かではなかったこと
小笠原貞宗が雫を「男性」としてカウントしたことで、雫が男の娘である疑惑が勃発!
そしてついに、雫という存在は「神」であったことが判明したのです。
もう、人間の男・女という概念をすっ飛ばした伏線回収でした。
小笠原貞宗の一コマも、雫をわざと「男」とカウントさせて話題にさせた伏線だったのかなと思うとすごいですよね。
伏線による考察③玄蕃が変化の達人であること
玄蕃が変化の達人であることから、今後、歴史上の重要人物になりすます可能性は大いにあります。
重要な局面でのどんでん返しがあるのでは?と期待しています。
歴史上では死んだことになっている誰かに化けていてほしい。
時行の身代わりは避けてほしいですが、それはそれで熱い展開ではないかと考察しています。
伏線による考察④足利尊氏の中にいる化け物
逃げ若は単なる歴史ものではなく、ファンタジー要素多めです。
とくに足利尊氏のカリスマ性を支える「化け物」が最後どのような形で姿を現すのか楽しみです。
化け物自体は足利尊氏の死と共に消滅するのか?
それとも、室町幕府を滅ぼした織田信長に憑依し、天下を取らせたのかもしれません。
はたまた、本物の北条時行は死んでおらず、化け物との戦いで終わりを迎えるのかも。
現在は足利尊氏の目玉から「化け物」が少しだけ姿を見せていますが、今後はその全貌が明らかになるでしょう。
逃げ上手の若君の考察と伏線回収まとめ
ポイント
逃げ上手の若君・作者の考えや山場の考察
- 松井先生は漫画を通して歴史を学んでほしいとの考えがある
- いつ打ち切られてもいいようにストーリー内でたくさんの山場をつくっている
キャラクター吹雪や雫の伏線回収は秀逸だった!
玄蕃が変化の達人であることや足利尊氏のなかの化け物については今後の展開に期待!
以上です。
ありがとうございました。