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ダンダダン邪視の過去&元ネタはくねくね・らんま?能力にも影響

ダンダダン邪視の過去&元ネタ

ダンダダンに登場する妖怪「邪視」

邪視は人間だった頃に辛く悲しい経験をしており、その過去があまりに悲惨であると話題になっています。

また、その過去が能力にも反映し、強さを増しているとも考えられています。

そんなわけで今回の記事では、ダンダダンに登場する邪視の過去や能力について解説していきます。

さらに元ネタについても考察していますのでぜひチェックしてみてください。

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ダンダダン

ダンダダン邪視の過去が悲惨!大蛇信仰で生贄に

ダンダダンに登場する邪視の過去について見ていきましょう。

邪視の過去➀住んでいた村での大蛇信仰

邪視が人間だった頃、住んでいた村には大蛇信仰がありました。

火山に住む大蛇が空腹になると火山が噴火し、村を滅ぼすと信じられていました。

そして村人たちは大蛇を恐れ、村の子供を供物(生贄)として捧げていたのです。

邪視のこの犠牲者のひとりだったわけですね。

この恐ろしい大蛇信仰は200年も続いており、「鬼頭家」という一族が、大蛇への人柱を準備する役割を担っていました。

一方で村人たちは人柱で村を守り、温泉という恩恵を受け続けてきたのです。

邪視の過去②友達と遊べず地下に幽閉

大蛇の生贄となった邪視は、ひとり地下の牢獄に閉じ込められることにより、孤独な時間を過ごし続けました。

まだ幼い子供だった邪視は、友達と遊びたかったに違いありません。

閉じ込められた地下牢の隙間から、友達同士で遊ぶ村の子供たちを見つけ、彼らが踊っているのをマネして踊ってみるなど、子供らしい一面もありました。

しかし衰弱しきっているため、満足に踊ることができず、すぐに力尽きて倒れてしまいます。

この虚しく踊る姿は邪視のモデルと言われている「くねくね伝説」に通じるとされています。

邪視の過去③生贄として死亡

邪氏は長い間地下牢に閉じ込められ、満足な食事も与えられず、息を引き取りました。

そして火山のマグマの中に供物として捧げられました。

邪視は、

「一度でいいからみんなと一緒に遊びたかったな…」

と無念を残しながら、焼き殺されたのでした。

体は真っ黒な炭の塊だけが残り、悲惨な最後に成仏することができなかったのです。

邪視の過去④モンゴリアンデスワームの存在に気づく

霊体となった邪視は成仏できないまま、小さな子供がいる家庭の家にいました。

一方、幸せな家庭を見ているはずなのに、邪視は家の下に禍々しいオーラを感じました。

そのオーラの正体は、モンゴリアンデスワームというUMAによるものでした。

大蛇信仰の象徴とされていたのは大きな蛇ではなく、巨大ミミズだったのです。

そして大蛇信仰の儀式を行っていた鬼頭家の棟梁・鬼頭ナキは人間ではない地底人に乗っ取られていたのでした。

つまり、モンゴリアンデスワームと地底人により、この村の悲劇は繰り返されていたわけです。

鬼頭家の一軒家自体が、代々モンゴリアンデスワームを祀るための依り代として、祠から姿を変え、現在は家が建っていたという状況でした。

邪視の過去⑤子供を器として邪視が誕生

モンゴリアンデスワームは念波を発して浴びた者の自殺願望を高める能力があります。

邪視が霊体となってからいた家庭の両親は、モンゴリアンデスワームの力により首つり自殺をしてしまいます。

そして残された男の子は大蛇信仰の供物として生贄に捧げられることに…。

自分と同じく地下牢に入れられる少年を見た邪視は、助けようとしますが、霊体であるため何もできません。

この状況から、鬼頭家に対する怒りや悔しさが爆発し、男の子に憑依することで怨念として怪異へと変貌を遂げました。

だから現在の邪視は生前の見た目ではなく、新たな犠牲者となった少年の姿をしていたのでした。

ダンダダン邪視の元ネタはくねくね伝説?ブリーフ姿はオリジナル設定

ダンダダン邪視の元ネタについても見ていきましょう。

元ネタ・モデル➀くねくね

くねくね伝説が邪視の元ネタ

怪談話で有名な「くねくね」

当時2ちゃんねるに投稿された都市伝説です。

田んぼや山の木々などで白い何かがくねくねと全身をくねくねさせて踊っているというものでした。

この「くねくね」は両手にカマをもっている、目が一つしかなく、オデコあたりに縦向きについているなどの特徴があります。(諸説あり)

そしてこの「くねくね」と目があうと自殺衝動に駆り立てられるとされ、邪視の能力と一致しています。

さらに興味をもったものを執拗に追い続けるとされ、これらの攻撃には不浄なもの(糞尿や性器)が効果的です。

これらの特徴は邪視の過去や見た目、能力の設定に通じる部分が多々あるため、元ネタである確率は高いと思います。

元ネタ・モデル②らんま1/2

邪視力の変身(体質)の元ネタはらんま1/2で確定でしょう。

呪いの泉におちたらんまは、

水をかける⇒⇒⇒女になる
お湯をかける⇒⇒⇒男に戻る

さらにジジは「やぱぱー」とらんま1/2のオープニング曲を口ずさむシーンもあり、

意図的なオマージュであることが分かりますね。

一方で、ブリーフ姿なのはダンダダンでのオリジナル設定です。

邪視が憑りついた子供のものだと推測され、ブリーフ自体が「人間を皆殺しにしたい」という怨念が集約されています。(邪視本体とは切り離された意思をもつ)

最終的にはブリーフは呪物として保管され、今後どのように使用(?)されるのか楽しみです。

また邪視は圧倒的な強さを誇りますが、性格はまだまだ子供でかわいいと言われています。

幼い子供の時点で妖怪になったので当たり前と言えば当たり前ですよね。

ジュースを飲みたくてわがままになったり、サッカーボールをみると一緒に追いかけてみたり。

見た目はちょっと怖いですが、性格は子供らしい一面を残しておりとてもかわいいです。

ダンダダン邪視の能力やジジにとり憑いた後の不思議な現象

邪視の能力は過去の出来事や辛い境遇、さらには元ネタが関係しているように感じます。

邪視の能力➀邪眼

1つ目の能力は邪眼です。

邪視の目は、自殺衝動に駆り立てさせるという能力があります。

邪視の目を見てしまうと呪いにかかってしまいます。

この能力は、邪視が過去に生贄として捧げられたモンゴリアンデスワームの念波能力と同じです。

身体を捧げたことで、同じような能力を取得したということなのかなと推測しています。

邪視の能力②怨念

2つ目の能力は怨念です。

邪視は、過去の辛い境遇から強い怨念をもって生まれました。

凄まじい怒りと悲しみから怨念が生まれており、その強さがそのまま邪視の能力として反映されている気がします。

具体的な能力としては、ジジの家で、以前に殺されてしまった人間の怨念を自由に操ることが可能です。

また怨念でバリアを張ったり、圧縮してボールのようにしたりすることもできます。

邪視の能力③変身・体質

最終的に邪視はジジに取り憑くことに成功しますが、不思議な現象が起こります。

水をかける⇒⇒⇒邪視になる
お湯をかける⇒⇒⇒ジジになる

邪視がお湯に弱いのかは分かりませんが、お湯をかけるとジジになり、水をかけると邪視に戻ります。

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ダンダダン邪視の過去・能力・元ネタまとめ

ダンダダンの邪視の過去、壮絶で悲惨でしたよね…。

幼い子供を生贄し、たった一人で地下牢に閉じ込めるなんてひどいですよね。

この辛い過去が凄まじい怨念をつくりだし、邪視の能力に反映されているのでしょう。

また元ネタはくねくね伝説で、邪視が見よう見まねで踊ったエピソードも悲しかったです。(´;ω;`)

以上、ダンダダン邪視の過去や能力、元ネタについてでした。

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